常緑キリンソウ(常緑キリン草・常緑麒麟草)とは
全く新しい緑化用植物 「常緑キリンソウ」 日本原産
環境保全および地球温暖化を抑止する目的で、日本のセダム研究の第一人者である㈱フジタ(パラダイスパーク)の藤田社長の手によって、新しい植物が開発されました。キリンソウは日本在来の植物で、日本各地の山地や海岸の乾いた岩の上などに自生する植物です。キリンソウの由来は、中国の古書に出てくる想像上の動物、麒麟(きりん)に由来すると言われている縁起のいい植物で、乾燥や暑さに対する抵抗力は極めて強く、また耐多湿性や耐寒性も極めて強い植物です。江戸時代には飢餓に備え、若葉を塩茹でし乾燥させ保存食に使っていたとも言われております。また、薬用効果もあり蚊、蜂などの虫刺され、浅い切り傷等にも効きます。キリンソウは、これまでセダム緑化に失敗した箇所の補修用としても利用されてきました。このように優れた点が多くある植物ですが、冬季間は落葉していました。この唯一の大きな弱点を克服し、環境に負荷をかけずに緑化でき、温暖化防止にも貢献できるように進化したのがベンケイソウ科キリンソウ属「常緑キリンソウ」です。「常緑キリンソウ」は、屋上緑化・壁面緑化・法面緑化など、環境に改善に貢献できる植物です。
左側:従来のキリンソウ 右側:常緑キリンソウ(2月撮影)
品種登録書は画像クリックで拡大表示されます。
常緑キリンソウ(トットリフジタ1号及び2号)は株式会社フジタにて種苗登録されています。
品種番号第15866号(トットリフジタ1号)・品種番号第15867号(トットリフジタ2号)
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