常緑キリンソウ袋方式が「ガイアの夜明け」で取りあげられました!

9月1日(金)夜10時放送の「ガイアの夜明け」にて紹介されました!
常緑キリンソウ ガイアの夜明けで紹介
ガイアの夜明け取材風景
常緑キリンソウ ガイアの夜明けで紹介
常緑キリンソウ袋方式設置の様子

U-NEXTでも見逃し配信中

ガイアの夜明け 自然災害に立ち向かう! ~大地震・豪雨…命を守る最前線~

「常緑キリンソウ袋方式®で、川崎市はるひ野小中学校様の屋上緑化を補修施工しました!その様子が9/1(金)放送のテレビ東京系列「ガイアの夜明け」で取り上げられました!

雑草繁茂しない・流出しない・飛散しないの「3ない」で、メンテナンスフリーに近い「屋上緑化革命®」が紹介されました。

常緑キリンソウ袋方式 VS 従来型システム
雑草繁茂・流出・飛散実験を是非ご覧下さい。

常緑キリンソウ袋方式の特徴が良く分かります。

これまでのシステムと全く違う「屋上緑化革命」

その実力は、従来型システムと比べて一目瞭然! 是非、下記動画でお確かめ下さい。

常緑キリンソウ袋方式
マンガで分かる屋上緑化システム

常緑キリンソウ袋方式の特徴をマンガで分かりやすく解説。是非ご覧ください。

常緑キリンソウ袋方式:失敗しない屋上緑化システムの専用サイトが公開

常緑キリンソウ袋方式:失敗しない屋上緑化システム専用サイトが公開

失敗しない屋上緑化システム常緑キリンソウ袋方式
  1. 屋上緑化で失敗する原因
    (1)雑草問題
    (2)土壌の流出問題
    (3)薄層緑化で使用する植物選定のポイント
  2. 工法選定のポイント
  3. 失敗しない屋上緑化システムの特徴
  4. 常緑キリンソウ袋方式施工事例

下記サイトにてご紹介しております。

屋上緑化失敗の原因・屋上緑化の問題点

屋上緑化失敗の原因・屋上緑化の問題点

雑草に負けてしまいました

 

土壌が流出飛散しました
  1. 雑草問題
  2. 土壌の流出問題・土壌の飛散問題

YouTubeにて実験動画公開中!(画像クリック)

下記にて屋上緑化の失敗の原因・問題点をご紹介しております。

これまでの屋上緑化システムには雑草問題・土壌の流出飛散の問題がありました。
これらの問題を解決したのが、「常緑キリンソウ袋方式」です。

セダムについてよくあるご質問(Q&A)

Q.1 セダムとはどのような植物ですか?
Q.2 セダム緑化で夏の暑さをやわらげることはできますか?
Q.3 セダムはメンテナンスフリーですか?
Q.4 セダムにも水やりは必要ですか?
Q.5 セダムの上を歩くことは出来ますか?
Q.6 セダム緑化で注意することはありますか?
Q.7 セダムを利用するメリットは何ですか?
Q.8 セダム緑化のデメリットは何ですか?
Q.9 セダムの弱点、短所は何ですか?
Q.10 セダムは種類が非常に豊富ですが、おすすめのセダムがありますか?


常緑キリンソウについてよくあるご質問(Q&A)

Q.11 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)の特徴は何ですか?
Q.12 屋上緑化で使われているセダムと常緑キリンソウの違いは何ですか?
Q.13 キリンソウと常緑キリンソウは何が違うのですか?
Q.14 常緑キリンソウの背丈はどのくらいになるのですか?
Q.15 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は花が咲くのですか?
Q.16 常緑キリンソウが種苗登録されたということはどんなことですか?
Q.17 セダム緑化はあまりCO2削減に効果が無いのですか?
Q.18 セダムは過湿に弱いと聞きましたが、常緑キリンソウも弱いのですか?
Q.19 セダムは根が浅く移動し繁殖しますが、常緑キリンソウも同じですか?
Q.20 セダムは外来種が多いと聞きましたが、常緑キリンソウはどうですか?
Q.21 常緑キリンソウは壁面緑化でも使えますか?
Q.22 常緑キリンソウは法面緑化でも使えますか?
Q.23 常緑キリンソウは折板屋根緑化でも使えますか?
Q.24 アキノキリンソウと常緑キリンソウは同じですか?
Q.25 セイタカアワダチソウと常緑キリンソウは同じですか?


屋上緑化全般についてよくあるご質問(Q&A)

Q.26 屋上緑化で建物を傷めたり、漏水の心配はありませんか?
Q.27 屋上緑化による荷重の増加で建物がつぶれませんか?
Q.28 積載荷重180kgf/m2、地震力60kgf/m2の違いは何ですか?
Q.29 既存の建物の場合、屋上緑化するのに建物の補強が必要ですか?
Q.30 屋上緑化にはどんな効果がありますか?
Q.31 屋上緑化で夏の暑さ対策ができますか?
Q.32 緑化後の管理としてどのようなことが必要ですか?
Q.33 防根(耐根)シートは何のために使用しますか?
Q.34 折板屋根に緑化できますか?
Q.35 折板屋根緑化にはどのような効果がありますか?
Q.36 屋上緑化の助成制度(助成金・補助金)とはどのようなものですか?
Q.37 屋上緑化の助成制度に申請するタイミングはいつですか?
Q.38 屋上緑化の助成制度に申請するにはどのような書類が必要ですか?
Q.39 屋上緑化の助成制度の申請はどのような流れで進みますか?
Q.40 工場立地法における屋上緑化とはどんなことですか?


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Q.1 セダムとはどのような植物ですか?

A.1 セダム(Sedum)とはベンケイソウ科のマンネングサ属(学名:sedum属)に分類される多年草の多肉植物です。全世界に400種以上が存在するといわれます。別名「万年草」とか「弁慶草」とも呼ばれています。乾燥に大変強いことが特徴で、海岸や崖などのちょっとした吹きだまりなどほとんど土のない場所でも生育しているものをみかけます。耐乾性に富み、屋上や屋根、人工地盤上など土壌厚や水分の確保が困難な条件下においても生育が可能な植物です。セダム緑化では100%被覆することはありません。最繁期でも80%、冬季には30%〜40%程度の被覆率となります。繁茂しすぎると蒸れにより病気にかかりやすくなります。

Q.2 セダム緑化で夏の暑さをやわらげることはできますか?

A.2 コンクリート剥き出しでは夏場の温度は70度を超えますがセダム緑化を行う事で30度前後に下がることから効果があります。但し、セダム緑化で緑量を保たれている場合に限られます。

Q.3 セダムはメンテナンスフリーですか?

A.3 過酷な条件下での生育が可能なことから他の植物に比べメンテナンスは非常に少なくてすみます。セダムといえども、全くのメンテナンスフリーではありません。

Q.4 セダムにも水やりは必要ですか?

A.4 多肉植物ですので日本の気候では灌水の必要はありません。しかし、天然雨水が当らない場所では灌水が必要になります。

Q.5 セダムの上を歩くことは出来ますか?

A.5 セダムは踏圧に弱く、芝のように人が立ち入るような場所には利用できません。メンテナンス時に入る程度であれば問題はありません。

Q.6 セダム緑化で注意することはありますか?

A.6 セダム類は、肥料など栄養を多く与えすぎると花芽を形成し、そのシュート(茎)は枯れてしまいます。また、異常繁茂になると蒸れの原因になります。

Q.7 セダムを利用するメリットは何ですか?

A.7 芝生は水を大量に使用し、芝刈りなどのメンテナンスが大変になります。その点セダムは、非常に乾燥に強く、軽微なメンテナンスですみます。人が上がれない場所やメンテナンスが出来ない場所に向いています。

Q.8 セダム緑化のデメリットは何ですか?

A.8 セダムは過酷な条件下で生育が可能なことから強いと勘違いがありますが、繁茂が早い事から全滅の危険性が強いことや、管理に対する文献が少ないことがあげられます。また、外来種のセダムを利用する場合には、環境問題にも配慮する必要があります。

Q.9 セダムの弱点、短所は何ですか?

A.9 これまで、よく屋上緑化など利用されてきたセダムは、開花したシュートが全て枯れてしまいます。肥料の量など管理を間違えると異常繁茂、蒸れなどにより全滅する危険性があります。成長は早いですが、成長の早い種類ほどトラブルも多くなります。しかし、常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、花の咲いたシュートが枯れる事は無く、緑を保ち続けます。

Q.10 セダムは種類が非常に豊富ですが、おすすめのセダムがありますか?

A.10 これまでのセダムに代るハイブリッド植物常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)をおすすめします。常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は乾燥、過湿にも強く、1年中緑を保ちます。 キリンソウは、メキシコマンネングサのように外来種(帰化種)ではなく、日本の在来種のため、自然環境に影響をあたえません。キリンソウは、古来は薬草として、非常食として利用されてきました。 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、このキリンソウを品種改良し、1年中緑を保てる植物です。外来種のセダムは、日本の気候に向かない品種もあり、特に日本の湿度や雨が多い場所では枯れてしまう場合があります。 この点、常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は在来種のため、雨が多い場所でも適応し、非常に乾燥にも強い性質を持っています。そのため、常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)はローメンテナンス(省管理型)緑化の植物として、屋上緑化、セダム緑化、壁面緑化、法面緑化、折板屋根緑化(金属屋根緑化)、道路緑化(歩道、中央分離帯など)、雑草防止として利用できるハイブリッド植物です。

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Q.11 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)の特徴は何ですか?

 A.11 通常のキリンソウは冬期間冬至芽で春まで過ごしますが、常緑キリンソウ(常緑キリン草・常緑麒麟草)は冬至芽が成長し冬期常緑を保ちます。セダム類のように開花したシュートが枯れる事も無く、蒸れにも非常に強いことから管理が容易です。 そのため、常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)はローメンテナンス(省管理型)緑化の植物として、屋上緑化、セダム緑化、壁面緑化、法面緑化、折板屋根緑化(金属屋根緑化)、道路緑化(歩道、中央分離帯など)、雑草防止用の緑化に最適なハイブリッド植物です。
常緑キリンソウ:(トットリフジタ1号:品種番号第15866号及トットリフジタ2号:品種番号第15867号)は、株式会社フジタにて種苗登録されています。日本国内において、常緑性が認められ品種登録されているキリンソウは。「トットリフジタ1号及び2号」のみです。

Q.12 屋上緑化で使われているセダムと常緑キリンソウの違いは何ですか?

A.12 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)も同じ多肉植物の仲間ですがセダム類より乾燥、過湿、蒸れなど全てにおいて強い性質を持っています。一番違う所は株が木質化することです。この事から強い事がわかります。また、他のセダムのように根が浅くなく、移動して別の場所で、繁茂することがありません。

Q.13 キリンソウと常緑キリンソウは何が違うのですか?

A.13 従来のキリンソウは秋地上部が死滅し冬至芽が出来、春まで過ごします。常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は9月下旬より新芽が伸び、12月頃には10センチ程度成長しマイナス30度の気温でもその状態を保ちます。

Q.14 常緑キリンソウの背丈はどのくらいになるのですか?

A.14 培土の量に比例しますが、常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)の背丈は、最大で30〜40センチです。従来のキリンソウは年々株が大きくなる事から1m近くまで成長します。屋上緑化などには不向きです。

Q.15 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は花が咲くのですか?

A.15 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は黄色い花を咲かせますが、花の咲いたシュートが枯れる事はありません。また、普通のキリンソウに比べ、花の咲く数が非常に少ないです。

Q.16 常緑キリンソウが種苗登録されたということはどんなことですか?

A.16 営利目的での増殖販売が出来ないということです。わかりやすく言えば、工業製品でいう特許のようなもので、無断使用ができないということです。 常緑キリンソウ(トットリフジタ1号及びトットリフジタ2号)は株式会社フジタにて種苗登録されています。(トットリフジタ1号:品種番号第15866号 トットリフジタ2号:品種番号第15867号) 日本国内において、常緑性が認められ品種登録されているキリンソウは、「トットリフジタ1号及び2号」のみです。

Q.17 セダム緑化はあまりCO2削減に効果が無いのですか?

A.17 今までに使用されてきたセダムに比べ常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は1㎡当り葉の表面積が非常に大きい事から蒸散効果も高く、芝類などにも劣らないぐらいの削減効果があります。

Q.18 セダムは過湿に弱いと聞きましたが、常緑キリンソウも弱いのですか?

A.18 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、乾燥・過湿に非常に強くコケの生えるような環境でも生育が可能です。

Q.19 セダムは根が浅く移動し繁殖しますが、常緑キリンソウも同じですか?

A.19 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、株を形成し株芽が多くでる事で成長します。セダムのような移動はありません。

Q.20 セダムは外来種が多いと聞きましたが、常緑キリンソウはどうですか?

A.20 キリンソウは日本全土に自生している植物です。常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は従来のキリンソウを常緑に育種したものです。常緑キリンソウは日本原産です。

Q.21 常緑キリンソウは壁面緑化でも使えますか?

A.21 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、これまで壁面緑化などで使用されたセダムと違い茎部分が強く木質化するため、飛散が無く、乾燥、過湿にも強く、ローメンテナンス(省管理型)の植物ですので壁面緑化に向いています。

Q.22 常緑キリンソウは法面緑化でも使えますか?

A.22 今まで植物が生えないような過酷な場所でも、常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は生育できますので、法面緑化用の植物として利用できます。 また、乾燥、過湿にも強く、ローメンテナンス(省管理型)の植物ですので、法面緑化に向いている上、雑草防止にも効果があります。

Q.23 常緑キリンソウは折板屋根緑化でも使えますか?

A.23 ビルなどに比べ、折板屋根は維持管理がしにくい為、より強い常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は折板屋根緑化には向いています。 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、茎部分が強く木質化するため、飛散が無く、乾燥、過湿にも強く、ローメンテナンス(省管理型)の植物ですので折板屋根緑化(金属屋根緑化)に向いています。

Q.24 アキノキリンソウと常緑キリンソウは同じですか?

A.24 アキノキリンソウの名前の由来はキリンソウの開花時期が6月に咲き、その姿に良く似た植物が秋に咲くこと事から付けられた名前です。アキノキリンソウと常緑キリンソウ(常緑きりんそう。常緑麒麟草)はまったく別物です。

Q.25 セイタカアワダチソウと常緑キリンソウは同じですか?

A.25 セイタカアワダチソウとアキノキリンソウは同じ品種で、外来種です。セイタカアワダチソウは現在日本全土で繁殖し、自生している他の植物を駆逐し生態系を崩す事で各地で問題になっております。花粉症の原因でも有ります。セイタカアワダチソウと常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)はまったく別物です。

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Q.26 屋上緑化で建物を傷めたり、漏水の心配はありませんか?

A.26 漏水を防ぐため、屋上には防水層が必ずあります。 防水層の傷みは漏水につながるので、緑化する場合は防根シートを 全面に敷きます。また、既存の建物の場合は、防水層の劣化具合を点検し、 必要に応じて補修してから、緑化工事を行います。

Q.27 屋上緑化による荷重の増加で建物がつぶれませんか?

A.27 屋上緑化する場合、土壌の重量により建物に荷重の負担がかかります。新築の場合には、それらの荷重を見込んだ構造にしておけば問題ありませんが、既設の建物に緑化する場合は、その建物の積載荷重制限内に抑えなければなりません。建築基準法では、一般的な住宅建築で人が立ち入れる屋上・バルコニーは、床の積載荷重が180kgf/m2、地震力が60kgf/m2で構造計算することとされています。建物によっては、荷重設定を多くしている場合もあるため、設計士や工務店、ハウスメーカーに確認し、その建物にあった緑化計画を立てることをおすすめします。

Q.28 積載荷重180kgf/m2、地震力60kgf/m2の違いは何ですか?

A.28 屋上全体の平均荷重と、部分的にかけられる荷重の違いになります。平均荷重が1㎡あたり60kg、部分的にかけられる荷重の最大が180kgになります。例えば20㎡の屋根を全面緑化すると仮定します。全体に載せられる荷重は、20㎡×60kg/㎡=1200kgになります。部分的には180kgまで載せる事が可能です。1㎡に180kgものを載せると、1200kg-180kg=1020kgとなります。残りの19㎡で1020kgまで載せることが可能となります。残りの部分は1020/19=53.6kg/㎡の荷重となります。この荷重は建物用途、設計時の設計荷重により変わります。学校、倉庫、デパートなどではこの数値より大きな値となります。

Q.29 既存の建物の場合、屋上緑化するのに建物の補強が必要ですか?

A.29 屋上緑化する場合、土壌の重量により建物に荷重の負担がかかります。既存の建物に緑化する場合は、その建物の積載荷重制限内に抑えなければなりません。制限以内であれば建物の補強は必要ありません。

Q.30 屋上緑化にはどんな効果がありますか?

A.30 屋上緑化の効果には大きく分けて、「身近な環境を改善する効果」と「都市全体の環境改善に寄与する効果」があります。身近な効果としては夏の暑さ対策など部屋の温度環境改善に効果を発揮します。都市全体の効果としては、ヒートアイランド現象の緩和効果やCO2削減効果などがあります。

Q.31 屋上緑化で夏の暑さ対策ができますか?

A.31 屋上緑化する下の部屋の暑さ対策ができます。また、照り返し防止策としても大きな効果を発揮します。

Q.32 緑化後の管理としてどのようなことが必要ですか?

A.32 屋上設備、灌水装置の維持管理、植物の維持管理に留意する必要があります。とりわけ雨水排水のためのルーフドレインの取り扱いが重要です。落ち葉や芝刈り後の葉などが堆積したりしますので、清掃点検が必要になります。

Q.33 防根(耐根)シートは何のために使用しますか?

A.33 成長する植物の根から防水層を守る役割があるシートとことです。防水層に直接土壌を置いて緑化する事はできません。この防根シートの上に土壌の載せることになります。

Q.34 折板屋根に緑化できますか?

A.34 折板屋根にも緑化が出来ます。 ただし、屋根の形状、屋根勾配、屋根にかけられる荷重、屋根の老朽具合など、緑化可能であるか検討が必要になります。また、折板屋根にはハゼ式折板屋根、ボルト式折板屋根、嵌合式折板屋根など形状、寸法がいろいろあります。折板屋根の山と山の間隔もいろいろあります。

Q.35 折板屋根緑化にはどのような効果がありますか?

A.35 一般的な折板屋根の表面温度は夏期では60℃〜80℃程度になります。折板屋根緑化した場合には、屋根の表面温度は夏期では30℃〜35℃程度になり、室内環境の大きな改善につながると同時に大きな省エネ効果があります。  

Q.36 屋上緑化の助成制度(助成金・補助金)とはどのようなものですか?

A.36 屋上緑化や壁面緑化を行う場合に、工事費に対して助成金が出る制度です。助成金額は各自治体により異なっています。また、全ての自治体で実施されているわけではありません。

Q.37 屋上緑化の助成制度に申請するタイミングはいつですか?

A.37 まず計画段階に事前相談を行います。その後、自治体による現場の確認があります。ここでOKをもらった後の申請になります。工事完了後の申請はできません。また、自治体の予算の都合で、助成金がでない場合もあります。まずは、事前に自治体の関連窓口にご相談されることをおすすめします。

Q.38 屋上緑化の助成制度に申請するにはどのような書類が必要ですか?

A.38 緑化申請書、工事前の写真、緑化計画図、見積書、建物の配置・案内図などが申請時に必要です。緑化工事終了後、完了届け、工事後の写真、領収書、緑化実施図、請求書などが必要になります。必要書類は自治体により異なっています。

Q.39 屋上緑化の助成制度の申請はどのような流れで進みますか?

A.39 ①事前相談②自治体による現地確認③申請書類提出④工事⑤完了届けの提出⑥現地確認⑦助成金額の確定⑧請求書提出⑨助成金受領という流れになります。これはあくまでも一般的な流れです。各自治体により違いがあります。  

Q.40 工場立地法における屋上緑化とはどんなことですか?

A.40 ある一定規模以上の工場、製造業などの工場については、工場立地法で必要な緑地面積が決められていました。これまでは、工場緑化は地盤面だけしか緑地面積として算入されていませんでした。2004年の3月から一部規制緩和により、屋上緑化・壁面緑化面積を緑地として算入することが可能となりました。地域ごとに柔軟な規制の運用ができるように、自治体の裁量権も拡大されています。

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