品種登録制度とは
品種登録制度とは、花や農作物などの植物の新品種を育成した人に独占的な権利を与え、その新品種を保護する制度です。新品種の育成・開発には多くの技術や知識、長い時間と多額の費用(時には運)が必要ですが、研究開発すれば確実に成果が得られるというものではありません。ところが、いったん育成された品種については、他人がこれを簡単に増殖することができるというやっかいな問題があります。そこで、新品種の育成・開発を積極的に奨励するために、育成者の権利を適切に保護する制度を作る必要があったのです。それが種苗法の品種登録制度です。
常緑キリンソウ(トットリフジタ1号・トットリフジタ2号)品種登録証
トットリフジタ1号(品種番号第15866号)、トットリフジタ2号(品種番号第15867号)は日本及び韓国で品種登録されています。
日本での品種登録証
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