2.ハイブリッドな光合成(常緑キリンソウの特徴)


2.ハイブリッドな光合成

常緑キリンソウは、C3型とCAM型光合成を使い分けることができます。

植物は光合成を行う仕組みの違いによって、大きくC3植物(木もく本ほん植物のほとんどや稲、小麦など)、C4植物(トウモロコシ、サトウキビなど)、CAM植物(パイナップル、サボテン、多肉植物など)に分けることができます。

森林などを構成する樹木は「C3植物」で、セダムは「CAM植物」です。


【C3型】植物の特徴
昼間に気孔を開いてCO2を取り入れ、光合成を行う。
【長所】蒸散効果による冷却効果が高い。
【短所】水分が奪われるので、植物が乾燥しやすくなる。

【C3型光合成】
C3型光合成.jpg樹木はC3型植物.jpg











【CAM型】植物の特徴
夜間にCO2を吸収、昼間は気孔を閉じたまま光合成を行う。
【長所】蒸無駄な水分の蒸散を防ぐので、乾燥に強く枯れにくい。
【短所】水分の蒸散量が少なく、冷却効果が低い。

【CAM型光合成】
CAM型光合成.jpg



常緑キリンソウは、C3型とCAM型両方の植物の長所を兼ね備え、環境に応じて光合成の方法を使い分ける「ハイブリッド植物」です。

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【誘導型CAM型】植物の特徴
水分が多い時にはC3型、不足時にはCAM型の光合成を行う。
【長所】水分の調節が行うので、過湿な場所でも過乾燥な場所でも生育できる。

「常緑キリンソウ」は日本原産でC3型とCAM型の両方を機能を備えた「ハイブリッドな植物」であるため、日本の気候(雨が多い梅雨、暑い夏、乾燥する冬、雪が降り氷点下になる冬)に非常に適しており、屋上緑化・壁面緑化・法面緑化・雑防止などで日本全国で活躍できる植物です。
 

 

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