Q.11 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)の特徴は何ですか?
A.11 通常のキリンソウは冬期間冬至芽で春まで過ごしますが、常緑キリンソウ(常緑キリン草・常緑麒麟草)は冬至芽が成長し冬期常緑を保ちます。セダム類のように開花したシュートが枯れる事も無く、蒸れにも非常に強いことから管理が容易です。 そのため、常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)はローメンテナンス(省管理型)緑化の植物として、屋上緑化、セダム緑化、壁面緑化、法面緑化、折板屋根緑化(金属屋根緑化)、道路緑化(歩道、中央分離帯など)、雑草防止用の緑化に最適なハイブリッド植物です。
常緑キリンソウ:(トットリフジタ1号:品種番号第15866号及トットリフジタ2号:品種番号第15867号)は、株式会社フジタにて種苗登録されています。日本国内において、常緑性が認められ品種登録されているキリンソウは。「トットリフジタ1号及び2号」のみです。
Q.12 屋上緑化で使われているセダムと常緑キリンソウの違いは何ですか?
A.12 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)も同じ多肉植物の仲間ですがセダム類より乾燥、過湿、蒸れなど全てにおいて強い性質を持っています。一番違う所は株が木質化することです。この事から強い事がわかります。また、他のセダムのように根が浅くなく、移動して別の場所で、繁茂することがありません。
Q.13 キリンソウと常緑キリンソウは何が違うのですか?
A.13 従来のキリンソウは秋地上部が死滅し冬至芽が出来、春まで過ごします。常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は9月下旬より新芽が伸び、12月頃には10センチ程度成長しマイナス30度の気温でもその状態を保ちます。
Q.14 常緑キリンソウの背丈はどのくらいになるのですか?
A.14 培土の量に比例しますが、常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)の背丈は、最大で30〜40センチです。従来のキリンソウは年々株が大きくなる事から1m近くまで成長します。屋上緑化などには不向きです。
Q.15 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は花が咲くのですか?
A.15 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は黄色い花を咲かせますが、花の咲いたシュートが枯れる事はありません。また、普通のキリンソウに比べ、花の咲く数が非常に少ないです。
Q.16 常緑キリンソウが種苗登録されたということはどんなことですか?
A.16 営利目的での増殖販売が出来ないということです。わかりやすく言えば、工業製品でいう特許のようなもので、無断使用ができないということです。 常緑キリンソウ(トットリフジタ1号及びトットリフジタ2号)は株式会社フジタにて種苗登録されています。(トットリフジタ1号:品種番号第15866号 トットリフジタ2号:品種番号第15867号) 日本国内において、常緑性が認められ品種登録されているキリンソウは、「トットリフジタ1号及び2号」のみです。
Q.17 セダム緑化はあまりCO2削減に効果が無いのですか?
A.17 今までに使用されてきたセダムに比べ常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は1㎡当り葉の表面積が非常に大きい事から蒸散効果も高く、芝類などにも劣らないぐらいの削減効果があります。
Q.18 セダムは過湿に弱いと聞きましたが、常緑キリンソウも弱いのですか?
A.18 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、乾燥・過湿に非常に強くコケの生えるような環境でも生育が可能です。
Q.19 セダムは根が浅く移動し繁殖しますが、常緑キリンソウも同じですか?
A.19 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、株を形成し株芽が多くでる事で成長します。セダムのような移動はありません。
Q.20 セダムは外来種が多いと聞きましたが、常緑キリンソウはどうですか?
A.20 キリンソウは日本全土に自生している植物です。常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は従来のキリンソウを常緑に育種したものです。常緑キリンソウは日本原産です。
Q.21 常緑キリンソウは壁面緑化でも使えますか?
A.21 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、これまで壁面緑化などで使用されたセダムと違い茎部分が強く木質化するため、飛散が無く、乾燥、過湿にも強く、ローメンテナンス(省管理型)の植物ですので壁面緑化に向いています。
Q.22 常緑キリンソウは法面緑化でも使えますか?
A.22 今まで植物が生えないような過酷な場所でも、常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は生育できますので、法面緑化用の植物として利用できます。 また、乾燥、過湿にも強く、ローメンテナンス(省管理型)の植物ですので、法面緑化に向いている上、雑草防止にも効果があります。
Q.23 常緑キリンソウは折板屋根緑化でも使えますか?
A.23 ビルなどに比べ、折板屋根は維持管理がしにくい為、より強い常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は折板屋根緑化には向いています。 常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)は、茎部分が強く木質化するため、飛散が無く、乾燥、過湿にも強く、ローメンテナンス(省管理型)の植物ですので折板屋根緑化(金属屋根緑化)に向いています。
Q.24 アキノキリンソウと常緑キリンソウは同じですか?
A.24 アキノキリンソウの名前の由来はキリンソウの開花時期が6月に咲き、その姿に良く似た植物が秋に咲くこと事から付けられた名前です。アキノキリンソウと常緑キリンソウ(常緑きりんそう。常緑麒麟草)はまったく別物です。
Q.25 セイタカアワダチソウと常緑キリンソウは同じですか?
A.25 セイタカアワダチソウとアキノキリンソウは同じ品種で、外来種です。セイタカアワダチソウは現在日本全土で繁殖し、自生している他の植物を駆逐し生態系を崩す事で各地で問題になっております。花粉症の原因でも有ります。セイタカアワダチソウと常緑キリンソウ(常緑きりんそう・常緑麒麟草)はまったく別物です。
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